どうなる三浦九段不正疑惑!

名人と並ぶ棋界最高峰の竜王戦が渡辺竜王と挑戦者丸山九段で熱戦を繰り広げている。しかし本来の挑戦者席に座るべき三浦九段は不正疑惑のただ中に居て、所在もわからない状態だという。日本将棋連盟は、三浦九段の不正を疑い、処分に近い形で竜王戦への挑戦者を変更に追い込んでいます。本人は不正行為を一貫して否認しており、未だに連盟ははっきりとした不正の証拠を提出出来ず、真相は藪の中です。
この問題を追いかけている週刊文春の記事よれば、渡辺竜王は連盟へ三浦九段への処分を唱え、三浦九段が挑戦者なら竜王戦は戦わないという強硬な姿勢を示したということでしたが、スポーツ報知のインタビューで渡辺竜王はこのことを否定してしまいました。
三浦九段は疑わしいと言うことが言われているので、三浦九段本人に話を聞いて欲しいと要望はしたものの、三浦九段の処分やタイトル戦辞退の話などしていないと言うのです。こういった話になるとマスコミの報道と本人の話にどうしてもずれが出てくる。そのずれが事の本質を見事にひっくり返してしまうので怖いところです。
三浦九段の疑惑が単なる疑惑なら本人の受けた痛手は相当なものです。棋士としてはその棋士生命を失うかどうかの話であり、週刊誌には何が関係あるのかと思うが、嫁さんの事まであれこれ書かれていたりしています。
日本将棋連盟は三浦九段に降りかかった疑惑に対して、竜王戦の挑戦者変更に及んだことに対して大きな責任を負うことなってしまった。将棋ファンが納得するような説明を期待してやまない。